HTTP/2 とは?

インターネット上のコンテンツの送受信に用いる通信プロトコルの1つで、2015年に正式に承認された。1999年に標準化された HTTP/1.1 以来となる16年ぶりのHTTPプロトコルの新バージョン。通信の高速化を目的にGoogleによって2009年に策定された新しいHTTP互換のプロトコル「SPDY」の人気が高が高まったことを受けて、これをベースに開発されたのが HTTP/2 である。「HTTP/2.0」「HTTP2」などと表記されることもあるが、「HTTP/2」が正式な名称。

HTTP/1.1 との完全な互換性を保ちつつ、複数のリクエストとレスポンスを並列処理する仕組み(サーバーからの応答を待つことなく次の送信を行い待ち時間を削減し、送受信全体にかかる時間を短縮する)やヘッダー圧縮といった工夫を施すことで、通信の高速化や安定性向上などパフォーマンスアップを実現しているのが特長。画像やJavascript、CSSなどのコンテンツを多用する、サーバーへのリクエスト数の多いウェブサイトを閲覧する際に特に効果を発揮する。

ウェブサイト閲覧時に HTTP/2 による通信が有効になるには、サーバーサイドとクライアントサイド双方の対応が必要である。具体的には、ウェブサイトを構築するサイト運営者側が各自のサーバー設定により HTTP/2 を有効化している必要があるだけでなく、サイトを閲覧する利用者も HTTP/2 に対応するウェブブラウザを用いなければならない。どちらかが欠けていると HTTP/2 による高速通信は行われず、この場合は自動的に従来の HTTP/1.1 での通信に切り替わる。

なお、2018年現在、スマートフォン(Android・iOS)およびWindows・Mac向けの主要なウェブブラウザ(Google Chrome・Mozilla Firefox・Microsoft Windows 10上のInternet Explorer 11・Microsoft Edge・Opera・Safari)の最新バージョンは全て HTTP/2 に対応しているため、閲覧対象となるサイト側のサーバー設定さえ HTTP/2 に対応していれば、ユーザー側は特に意識しなくても自動的に HTTP/2 による通信が有効化されているケースがほとんどである。

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