ディスク上の全データを7種の上書き方式で完全消去するソフト

Disk Wipe

海外製ソフトインストール不要

ハードディスクやSSDのほか、USBメモリー、SDカードなどの外付けメディアから、データを一切復元できないよう完全消去するためのソフト。記録媒体をフォーマットした後、全てのセクター領域に上書き処理を施して、データを完全に消し去ります。データ上書き処理の方法は、高速処理が可能な方式から確実なデータ抹消が可能な方式まで、7種類の上書き方法に対応しています。

「Disk Wipe」は、ディスク全体に乱数などの無意味なデータを上書きすることによって、記録媒体上に保存されていたデータを他人に復元されないよう完全に消去できる、情報漏洩防止ソフトです。ディスクをフォーマットした後、全ての領域に上書き処理を施して完全なデータ抹消を行います。

抹消したいデータの重要度に応じて消去方式をいくつかの中から選択できるのが特徴で、ゼロや乱数による1回だけの上書き処理を行う簡易なデータ消去法から、米国国防総省準拠方式やグートマン方式など徹底した上書き処理を行う確実性の高いデータ抹消法まで、7種類ものデータ消去方法に対応しています。

要らなくなったハードディスクやSDカードなどの記憶メディアを、他人に譲ったり中古販売店に買取りに出したい場合など、何らかの理由でメディアを物理的に破壊せずにデータだけを完全消去したいときがあれば、本ソフトを使って徹底したデータ抹消を行いましょう。

使い方

1. 本ソフト「Disk Wipe」を起動します。
2. 「Disk Wipe」のメイン画面が表示されます。
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3. 完全消去したいドライブをクリックして選択し、画面左上の「Wipe Disk」ボタンをクリックします。
4. ウィザード形式の画面が表示されるので、まずはフォーマットするファイルシステム形式をNTFS/FAT/FAT32のうちから選択してチェックを入れ、「Next」をクリックします。

• 制限によりFATでフォーマット可能なドライブ容量は2GBまで、FAT32でフォーマット可能なドライブ容量は32GBまで。
5. 次にディスクの完全消去に用いるデータ上書き方法を次のうちから選択しチェックを入れて、「Next」をクリックしてください。
• One Pass Zeros (quick)
  ゼロ（0x00）で1回上書き（高速）
• One Pass Random (quick)
  乱数で1回上書き（高速）
• Russian GOST P50739-95 (2 passes – quick)
  ロシアGOST方式で2回上書き（高速）
• British HMG IS5 (3 passes – slow)
  英国政府準拠方式で3回上書き（低速）
• US Department of Defense DoD 5220.22-M(E) (3 passes – slow)
  米国国防総省準拠方式で3回上書き（低速）
• US Department of Defense DoD 5220.22-M(ECE) (7 passes – very slow)
  米国国防総省準拠方式で7回上書き（非常に低速）
• Peter Guttman (35 passes – extremely slow)
  グートマン方式で35回上書き（極めて低速）

6. データ消去の警告画面が表示されるので、空欄に「ERASE ALL」と入力して「Finish」ボタンをクリックします。

7. 「Are you sure to format and secure erase drive ○○ ?（ドライブ○○をフォーマットし完全消去してよろしいですか？）」という確認メッセージが表示されるので「Yes」をクリック。

8. まずは対象ディスクのフォーマットが開始されます。
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• クイックフォーマットではないので、フォーマットが完了するまでかなりの時間がかかります。
9. フォーマットが完了すると、指定したデータ上書き方法に応じてディスクの完全消去が実行されます。
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10. 青色のプログレスバーがいっぱいになり、画面下のメッセージ欄に「Completed.」と表示されたらディスク消去の完了です。
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• データ消去を行ったディスクのボリュームラベルは初期設定では「Blank」になります。これは設定画面から変更が可能です。

提供元	- Wipe Soft
対応OS	- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
バージョン	- 1.7（2020/01/14）
記事の更新日	- 2020年1月14日