HDDからファイルを復元できないよう完全削除するソフト
WipeFile
海外製ソフト日本語対応インストール不要
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製作者:Werner Rumpeltesz 対応OS:Windows 2000/XP/Vista/7/8 ダウンロード |
ドラッグ&ドロップで登録したファイル・フォルダを復元できないよう完全削除してくれる、インストール不要のファイル抹消ソフト。シンプルで使いやすいユーザーインターフェースを備えながら、グートマン方式や米国海軍準拠方式、米国国防総省準拠方式 + 米国空軍方式、NATO 標準方式など強力な上書きアルゴリズムを含む、14段階もの強度レベルの豊富なファイル完全削除方式を搭載しているのが特徴。
WipeFile について
「WipeFile」は、シンプルかつ強力なファイル完全削除ソフトです。使用に当たってはインストール不要で、余計な機能は一切なく軽快な動作かつ分りやすい操作性を備えながら、非常に強力でセキュアなファイル削除方式を多数備えています。海外製ソフトですが日本語表示にも対応しています。
基本的な使い方は、本ソフトを起動後に完全削除したいファイルまたはフォルダをドラッグ&ドロップで追加して「消去」ボタンをクリックするだけ。また、設定から本ソフトの機能をエクスプローラに統合することで、対象ファイル・フォルダを右クリックから本ソフトの削除リストに追加することもできます。
基本的な使い方は、本ソフトを起動後に完全削除したいファイルまたはフォルダをドラッグ&ドロップで追加して「消去」ボタンをクリックするだけ。また、設定から本ソフトの機能をエクスプローラに統合することで、対象ファイル・フォルダを右クリックから本ソフトの削除リストに追加することもできます。
使い方
基本的な使い方
- 「Wipefile.exe 」を実行して「Wipefile」を起動します。
- 初期設定ではメニューが英語表示になっているので、上部メニューバーの [ Extras ] から [ Sprache/Language ] – [ Japanese ] を選択し日本語化します。
- 上部メニューバーの [ 編集 ] から、[ ファイルを追加 ] または [ ディレクトリを追加 ] を選択して、完全削除したいファイルまたはフォルダ(ディレクトリ)を登録します。
- 画面中央部の空欄(登録したファイルが一覧表示されるリスト部分)に完全削除したいファイルやフォルダを直接ドラッグ&ドロップして登録することもできます。
- 間違ったファイル・フォルダを登録してしまった場合は、リスト上に表示されている対象のファイル・フォルダを選択して右クリックし [ 選択されたエントリを除去 ] から除去することができます。
- 「メソッド」の欄から、ファイルの削除方式を選択します。選択できる方式は以下の14種類で、下に行くほど(上書き回数が多くなるほど)強度レベルが高くなり確実性が上がりますが、処理に時間がかかります。
- WipeFile-低 (1x)
ファイルを1回上書き (特殊な文字列で一回上書き) - ゼロ (1x)
ファイルを1回上書き (0x00(ゼロ)を一回上書き) - ランダム (1x)
ファイルを1回上書き (ランダムデータを一回上書き) - ランダム&ゼロ (2x)
ファイルを2回上書き (ランダムデータを一回上書き → 0x00 で一回上書き) - ゼロ&ランダム (2x)
ファイルを2回上書き (0x00 を一回上書き → ランダムデータで一回上書き) - WipeFile – デフォルト (2x)
ファイルを2回上書き (0x00 を一回上書き → 特殊な文字列で一回上書き) - MS Cipher (3x)
ファイルを3回上書き (Windows標準搭載のファイル完全削除ツール「Cipher.exe」による上書き) - USN-MFM (3x)
ファイルを3回上書き (米国海軍方式 NAVSO P-5239-26-MFM) - USN-RLL (3x)
ファイルを3回上書き (米国海軍方式 NAVSO P-5239-26-RLL) - DoD / USAF (3x)
ファイルを3回上書き (米国国防総省準拠方式 + 米国空軍方式) - ビット切替 (4x)
ファイルを4回上書き (0x00 と 0xff を2回ずつ上書き) - WipeFile – セキュア (4x )
ファイルを4回上書き (0x00 / 0x80 / 0xff を一回上書き → 特殊な文字列で一回上書き) - NATO 標準方式 (7x)
ファイルを7回上書き (北大西洋条約機構(NATO)標準方式) - Peter Gutmann (35x)
ファイルを35回上書き (グートマン方式) - 画面左下の「消去ボタン」をクリックします。
- 「警告:リスト内すべてのファイルを完全消去します。処理後は元に戻せません!」というダイアログが表示されるので、「OK」をクリックするとリストに登録したファイル・フォルダの完全削除が実行されます。
- 完全削除の処理中は「進捗」欄のプログレスバーで、現在のファイル・合計それぞれの処理の進行具合を確認できます。
- リストが空になれば全てのファイル・フォルダの完全削除が完了です。「終了」ボタンをクリックして「Wipefile」のウィンドウを閉じてください。
エクスプローラに統合
- 上部メニューバーの [ 拡張 ] から [ 設定 ] を選択します。
- 「設定」ウィンドが開きます。
- 「エクスプローラに統合」欄にある以下の項目にチェックを入れると、それぞれの機能をエクスプローラに追加することができます。
- コンテキストメニューに追加(ALL users)
Windowsの管理者権限ユーザを含む全ユーザのコンテキストメニューに「Wipefile」の項目を追加します。ファイル・フォルダを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューから [ Wipefile ] を選択すると、「Wipefile」が起動されると同時に完全削除の対象としてリストに登録することができます。 - ユーザテキストメニューに統合
Windowsの現在のログインユーザのコンテキストメニューに「Wipefile」の項目を追加します。ファイル・フォルダを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューから [ Wipefile ] を選択すると、「Wipefile」が起動されると同時に完全削除の対象としてリストに登録することができます。 - “送る”メニューに追加
コンテキストメニューに [ 送る ] – [ Wipefile ] を追加します。ファイル・フォルダを右クリックした際に表示されるコンテキストメニューから [ 送る ] – [ Wipefile ] を選択すると、「Wipefile」が起動されると同時に完全削除の対象としてリストに登録することができます。 - スタートメニューにショートカットを作成
スタートメニューに「Wipefile」を起動するためのショートカットを追加します。
本ソフトと同じ作者による姉妹ソフトとして、ファイル・フォルダ単位ではなく物理ドライブ・論理ドライブ単位でデータを完全削除することができる「WipeDisk」もあります。
ソフトウェア情報
提供元 | - Werner Rumpeltesz |
対応OS | - Windows 2000/XP/Vista/7/8 |
記事の更新日 | - |
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