対策のために知っておきたいメールボム(メール爆弾)の手法・やり方
パソコンの基本技・小技
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更新日:2019/11/07
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今回は、メールボムのやり方を、対策のために紹介いたします。悪用は絶対にしないでください。メールボムの手法を知った上で、対策をとった方が、よりよい対策ができるからです。もちろん、素の状態で送れば、バレバレですし、プロキシを使用したところで、プロキシの管理サーバーにIPが載ってます。身元を完全に隠ぺいしようとしても、不可能です。詳細は続きで。
メールボムとは・・・?
メールボムというのは、その名の通り、メールの爆弾です。メールボムの手法で最も知られているとされている「メール大量送信」が原始的なもので、威力も膨大です。しかし、今回はそのようなものよりも、現代よりの「添付ファイル」によるメールボムを紹介します。
メールボムの目的は、送られた側のメールサーバーに膨大なまでの負荷をかけて、うっぷんを晴らそうというものです。きわめて迷惑な行為ですが、現在はメールサーバーの設定で防げるようになりました。しかし、先ほど紹介した「添付ファイル」のメールボムの対処法は、「個人で気をつける」しかありません。
添付ファイルでのメールボム
いったい、どうすればいいのでしょうか。大容量の画像ファイルを圧縮して送り、解凍させれば結構迷惑なものになります。しかし、大容量ファイルはいったいどうすれば作れるのでしょうか。ペイントを使用すればいいのです。ペイントで、キャンバスを広くし、一色に塗るのです。赤が攻撃性が大変あります。それをBMPにして保存します。
単色の画像は、圧縮する際、容量がとても小さくなります。さらに、BMP画像ファイルは、複雑なものでも圧縮率が高いです。この二つの要素で、大容量ファイルを小さなものにすることができるのです。
これを送り、相手が解凍し、HDDの容量をはぎ取ってしまえば、成功です。また、相手のHDDに余裕があっても、開いたら、巨大な赤の画像。ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、パソコン上の赤は大変目に悪いです。二重攻撃ですね。
たとえば、10GBのBMPファイルを作成したとします。しかし、圧縮してしまえば、ほんの100KBになってしまうのです。つまり、50GBだと500KB。500KBといえば、音質のいい25秒程度の3GPファイルじゃないですか?