閲覧サイトが”HTTP/2”対応かチェックできるChrome拡張機能
HTTP/2 and SPDY indicator
Chrome拡張
製作者:Cheng Sun 対応ブラウザ:Chrome ダウンロード |
閲覧中のサイトの通信が”HTTP/2”または”SPDY”プロトコルに対応しているかどうかを一目でチェックできるChrome拡張機能。Chromeで開いたサイトの”HTTP/2”や”SPDY”の対応状況を拡張機能アイコンの色の変化で視覚的にチェックできます。サーバーとの通信が”HTTP/2”プロトコルで行われていれば青色に、”SPDY”プロトコルで行われていれば緑色に変化するといった具合で、視覚的に一目でチェックできるのが特長。
HTTP/2 and SPDY indicator について
「HTTP/2 and SPDY indicator」は、Google Chromeで閲覧しているウェブサイトが”HTTP/2”または”SPDY”といった通信プロトコル対応しているかどうかを確認できるChrome拡張機能です。ウェブサイト制作やウェブアプリケーション開発の際には、本拡張機能を使うとウェブブラウザと自サイトとの通信がきちんと”HTTP/2”などのプロトコルで行われているかどうかを簡単に確認することができます。
”HTTP/2”とは、1999年に標準化された“HTTP/1.1”から16年ぶりとなる“HTTP”プロトコルの新バージョンで、インターネット黎明期と比べて1回のアクセスで大量にリクエストを投げることが当たり前となった現在の通信状況に対応するため、”HTTP/1.1”との後方互換を保ちつつ非同期な接続の多重化、ヘッダー圧縮、リクエストとレスポンスのパイプライン化(応答を待つことなく次の送信を行って待ち時間を削減し、送受信全体にかかる時間を短縮)といった工夫によって通信の高速化を実現するもの。
一方、”SPDY”(スピーディと読みます)とは、前述の”HTTP/2”のもとになったプロトコルで、ウェブの表示を高速化するためにGoogleによって2009年頃に開発されたもの。進化版である”HTTP/2”の仕様が確定し実用化された現在では新規に導入されることはほとんどありませんが、かつてはGoogleをはじめTwitterやFacebook、その他大手サイトにも取り入れられており、2018年現在でも一部では継続して利用されています。
このように通信の効率化を図るための”HTTP/2”および”SPDY”ですが、現在はGoogle ChromeやMicrosoft Edge、Firefoxなど主要なウェブブラウザのほとんどがこれらのプロトコルに対応しており、閲覧対象となるウェブサイト側さえ対応していればユーザーは特に意識しなくともブラウジングの際に高速通信が利用できているわけですが、ウェブサイトやウェブアプリケーションの制作・開発側としては意識して対応する必要があり、導入の際にはきちんと”HTTP/2”または”SPDY”で通信できているか確認しておきたいところ。
Google Chromeの場合、”HTTP/2”で通信してくれているかどうかはChrome本体に搭載されているデバッグ機能の net-internals を開く(アドレスバーに「chrome://net-internals/#http2」と入力)ことで確認できますが、もっと簡単にチェックしたい場合は本拡張機能が便利です。インストールしておくと”HTTP/2”対応サイトを閲覧した際に稲妻マークのアイコンが青色に表示され、サーバーとのやりとりに”HTTP/2”プロトコルを利用した通信が行われていることを知らせてくれます。
”HTTP/2”とは、1999年に標準化された“HTTP/1.1”から16年ぶりとなる“HTTP”プロトコルの新バージョンで、インターネット黎明期と比べて1回のアクセスで大量にリクエストを投げることが当たり前となった現在の通信状況に対応するため、”HTTP/1.1”との後方互換を保ちつつ非同期な接続の多重化、ヘッダー圧縮、リクエストとレスポンスのパイプライン化(応答を待つことなく次の送信を行って待ち時間を削減し、送受信全体にかかる時間を短縮)といった工夫によって通信の高速化を実現するもの。
一方、”SPDY”(スピーディと読みます)とは、前述の”HTTP/2”のもとになったプロトコルで、ウェブの表示を高速化するためにGoogleによって2009年頃に開発されたもの。進化版である”HTTP/2”の仕様が確定し実用化された現在では新規に導入されることはほとんどありませんが、かつてはGoogleをはじめTwitterやFacebook、その他大手サイトにも取り入れられており、2018年現在でも一部では継続して利用されています。
このように通信の効率化を図るための”HTTP/2”および”SPDY”ですが、現在はGoogle ChromeやMicrosoft Edge、Firefoxなど主要なウェブブラウザのほとんどがこれらのプロトコルに対応しており、閲覧対象となるウェブサイト側さえ対応していればユーザーは特に意識しなくともブラウジングの際に高速通信が利用できているわけですが、ウェブサイトやウェブアプリケーションの制作・開発側としては意識して対応する必要があり、導入の際にはきちんと”HTTP/2”または”SPDY”で通信できているか確認しておきたいところ。
Google Chromeの場合、”HTTP/2”で通信してくれているかどうかはChrome本体に搭載されているデバッグ機能の net-internals を開く(アドレスバーに「chrome://net-internals/#http2」と入力)ことで確認できますが、もっと簡単にチェックしたい場合は本拡張機能が便利です。インストールしておくと”HTTP/2”対応サイトを閲覧した際に稲妻マークのアイコンが青色に表示され、サーバーとのやりとりに”HTTP/2”プロトコルを利用した通信が行われていることを知らせてくれます。
使い方
- 「HTTP/2 and SPDY indicator」をChromeにインストールします。
- ツールバーに拡張機能アイコン が表示されます。
- Chromeで任意のウェブサイトを開き、”HTTP/2”に対応していればアイコンの色が に変化し、”SPDY”に対応している場合はアイコンの色が に変化します。
- どちらのプロトコルにも非対応の場合にはアイコン色は になります。
ソフトウェア情報
提供元 | - Cheng Sun |
記事の更新日 | - |
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