OperaをUSBメモリに入れて持ち運べるポータブルバージョン「Opera@USB」
ウェブブラウザ
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投稿 2009/08/20
更新 2019/12/24
「Opera@USB」は、WEBブラウザ「Opera」をUSBメモリやiPodなどの外部ストレージに入れて持ち運ぶことが出来る、Operaのポータブルバージョンです。有志が製作している非公式ソフトですが、日本語にも対応しており、スピードダイアルやマウスジェスチャーなどのユニークな機能を使用することもできます。
Operaといえば、独自エンジンを搭載しページの描写も速いことや、スピードダイアルの搭載で有名ですが、最大の特長は、10年前のパソコンでも動くことを目指して開発されているという、幅広いOSに対応しているということや、スペックの低いパソコンでも比較的高速な動作を実現できるという”軽さ”です。
Firefoxなど他の人気ブラウザや、そのポータブルバージョンも多数存在しますが、これらは使用するパソコンにある程度高スペックを求められるもが比較的多いです。外出先のパソコンがいつも、自分が普段使っているものほどのスペックがあるとは限りません。そう、Operaのポータブルバージョン「Opera@USB」の魅力は、持ち運び先の古いOSのパソコンや低スペックなパソコンでも軽快な動作が可能なことです。
また、OperaはBitTorrentファイルをダウンロードできる機能や、メールクライアント機能が標準で備えられているなど他のブラウザにはないメリットもあり、ポータブルブラウザとして「Opera@USB」は大変優れた存在です。
Opera@USBの使い方
1、上記サイトから「Opera@USB」をダウンロードし、解凍します。ここでは、日本語表示が可能な「international version」をダウンロードするようにしましょう。
2、解凍したフォルダの中にある「operausb.exe」をダブルクリックすると、Operaが起動します。
3、デフォルトではメニューなどが英語表記になっているので、日本語に変更します。メニューの[Tools] → [Preferences]と開きます。
4、[General]タブの[Language]画面でインストールフォルダ以下の“locale”?“ja”フォルダにある“ja.lng”ファイルを指定すると日本語化が可能。
5、成功すると、日本語化されます。
なお、通常のインストール版OperaはWebページのキャッシュファイルはローカルのハードディスク上に保存する仕様になっていますが、「Opera@USB」はソフト終了時にキャッシュを自動削除するよう設定されているなど、通常のインストール版と比べて、機能が一部改変や削除されているので注意が必要です。