チャプターメニュー付きDVD-Videoを簡単作成できるソフト「DeVeDe」

動画・音楽編集ソフト 約4分で読めます 更新日:2019/12/01
チャプターメニュー付きDVD-Videoを簡単作成できるソフト「DeVeDe」
名前 DeVeDe
製作者 Sergio Costas
ダウンロード こちら
記事公開日 2009年03月21日
この記事は「旧コンテンツ」です。公開日から時間が経っているため、情報が古くなっている可能性があります。また現在、この記事の内容についてのサポートや質問対応は行っておりません。詳しくはこちらへ。

このソフトは、チャプターメニュー付きの映像DVDを簡単に作成できるソフトです。元の動画ファイルがあれば、指示に従っていくだけで簡単に映像DVDを作成できます。録りためたテレビ番組等から映像DVDを作りたい時等に重宝するでしょう。詳細は続きで。

※わからないこと等がございましたら、お気軽に掲示板やメールでお聞きください。

DeVeDe の使い方

まずはインストール作業を行ってください。インストール最中に、このような三つの選択肢が出てくるかと思いますが、基本的に「Typical」でいいかと思います。インストール先を変更したい場合は「Custom」をお選びください。



インストール作業が終わったら、インストール先のディレクトリから「DeVeDe」を選択して起動してください。「Typical」を選択した場合は、プログラムフォルダにインストールされています。

起動すると、次のような画面が出てきます。今回は、一般的なDVDプレイヤーで再生可能な映像DVDの作成が目的なので、「Video DVD」をお選びください。他の選択肢の説明につきましては、省略させていただきます。



そうしたら、「Files」の下にある「追加」ボタンをクリックしてください。ここから、動画ファイルを選択する作業に移ります。本当は、「ドラッグ⇒ドロップ」でも出来るのですが、後々の作業を考えて、こちらにしました。



出てきたウィンドウの「File」の「なし」と書いてある部分をクリックしてください。こうすることで、動画ファイルを選択するウィンドウを表示させることが出来ます。



あとは、目的の動画ファイルがある部分へディレクトリをたどっていきます。目的の動画ファイルを見つけたら、動画ファイルを選択して下にある「開く」をクリックしてください。





そうすると、先ほど「なし」になっていた部分に選択した動画ファイル名が表示されているかと思います。その下にある「Video format」を「NTSC」にしましょう。日本ですので、こちらにしておいた方が無難ですね。設定が済んだら、「OK」をクリックしてください。





「OK」を押すと、選択した動画が現在選択中のタイトル項目に追加されます。現在、タイトルは1つしかありませんので「Titles」の「Title 1」に追加されたはずです。動画を追加したタイトルを選択して(この場合は「Title 1」)、「プロパティ」をクリックしてください。



出てきたウィンドウに、先ほど追加した動画のタイトルを入力します。このタイトル部分は、後で日本語フォントしっかりと選択すれば、日本語のタイトルでも問題ありません。



動画を追加したタイトルの編集が終了したら、「Titles」の「追加」をクリックして、もう一つタイトルを追加してください。タイトル追加後、もう一度同じように動画を追加してください。複数追加したい場合、この作業の繰り返しを行います。



ループ作業で、追加したい動画を一通り追加し終わったら、下にある「Menus」の「Menu options」をクリックしてください。ここから、映像DVDの最初のメニュー選択画面を作成します。



「Menu title」は「メニューの総合タイトル」です。大きな見出しのことですね。「Text」にタイトルを入力後、「Font」をクリックして、日本語が利用可能なフォントを選択しましょう。





「Menu background」は、「メニュー画面の背景画像」のことです。「PNGで720(横)×576(縦)」という制限がつきますが、「background.png」という部分をクリックして、自分の好きな画像を選択することが出来ます。



「Menu music」は「メニュー選択画面のBGM」のことです。メニューを選択する画面の音楽ですので、録画したアニメ等のサウンドトラックCDを持っていれば、それを使うと効果的でしょうね。「silence.mp3」をクリックして、好きな音楽ファイルを選択することが出来ます。



「Menu position」は「メニューの配置」の設定です。「Vertical alignment」は「上・真ん中・下」の選択で、「Horizontal alignment」は「左・真ん中・右」の選択です。組み合わせて、9つのパターンから選択することができます。



「Menu font and colors」は「メニューのフォントと色」の設定です。ここでいう「メニュー」というのは、先ほどの「Titles」の中のタイトル項目のことです。なので、先ほどの「Titles」の設定で日本語を利用した場合は、日本語対応フォントを利用する必要があります。

「Color for unselected titles」は「メニューを選択していない状態の文字の色」の設定で、「Color for selected title」は「メニューを選択した状態の文字の色」のことです。「Color for shadows」は「メニューの文字の影の色」の設定で、「Back ground color for titles」は「メニューの背景の色」の設定です。



ここまでの設定が終わったら一度「Preview menu」を押して、メニュー画面のプレビューを行ってみてください。納得がいったら、「OK」をクリックして、設定を終了しましょう。



これで、全ての設定は完了しました。下の「進む」をクリックすると、作成したISOをどこのディレクトリに保存するのかの選択画面が出ます。ディレクトリを設定をしたら、「OK」を押して早速ISOファイルの作成に取り掛かりましょう。





ISOの生成が終了すると、次のような画面が出ます。この作業は、非常に長いものとなります。今回は、1.12GBのISOファイルが作成されました。このISOファイルを、DVDに焼きこめば、映像DVDの作成は終了です。非常に簡単に映像DVDを作成できましたね。



なお、ISOファイルの書き込みは、下記のソフト等を利用すると良いかと思います。
多機能かつ使いやすいCD/DVDのライティングソフト「ImgBurn」
Blu-rayにも対応のCD/DVD高機能ライティングソフト「CDBurnerXP」
CD/DVD書き込みやISOイメージ作成ができるライティングソフト「DeepBurner Free」

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