Pocket(旧Read It Later)のGoogle Chrome拡張を全部使ってみた!感想&おすすめ拡張機能の紹介
Chrome拡張機能
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投稿 2012/03/06
更新 2020/01/25
”あとで読む”系のサービスとして人気の「Read It Later」用のGoogle Chromeクライアント拡張機能を、現状Chrome Web Storeから無料でダウンロードできるもの全てインストールして試してみたので、それぞれ使ってみた感想とおすすめの拡張機能をここに紹介してみます。
結論から言うと、以前当サイトでも紹介した「Readmine」がやはり圧倒的に高機能で使いやすいと感じましたが、個々人の使い方によっては、このほかにもより望ましい拡張があるかもしれないので、本記事がどれをインストールすべきか迷ったときの参考になればと思います。
総合クライアント
スクロールするだけで未読エントリーを次々に読み込んでくれるほか、リンククリック時の新規タブの挙動などカスタマイズ可能。右クリックメニューから現在開いているページの登録、Googleリーダー連携機能あり。
未読リスト一覧から複数のエントリーのタグをまとめて編集できるなど、所々に作業効率を落とさないための工夫がみられ、ストレスを全く感じさせません。どれをインストールすべきか迷ったら、これを選んでおけば間違いなし。
Orbvious Interest(提供終了)
右クリックメニューから現在開いているページの登録(登録済みの場合は既読にする)、Googleリーダー連携機能あり。未読リストは1ページに最大8件まで表示可能(次のページへの移動にはリンククリックが必要)。
このほか未読管理やタグの編集、記事の検索などRead It Laterクライアントとして必要な機能は全て備わっています。「Readmine」の次におすすめを挙げるとしたら、これ。
Sooner(提供終了)
とにもかくにもUIのシンプルさが最大の特徴。設定項目もアカウントのログイン以外、一切ありません。スクロールするだけで未読エントリーを次々に読み込んでくれるので、シンプルさや作業スピードにこだわる人にはおすすめ。
右クリックメニューから現在開いているページの登録、未読記事の検索機能あり、Googleリーダー連携機能なし。カスタマイズ性に乏しい(と言うより皆無)ので、高機能を求める人には物足りなく感じるかもしれません。
IwillriL
UIがシンプルで見やすいのが特徴。右クリックメニューから現在開いているページの登録(登録済みの場合は既読にする)機能あり。全体的に高機能で使いやすいと言えますが、未読件数が多いと同期時にフリーズしてしまいがちなのでヘビーユーザー向きではありません。
posthoc
未読リストの表示は1ページに10件。右クリックメニューから現在開いているページの登録機能あり、未読記事の検索、Googleリーダー連携機能等なし。その他機能やカスタマイズ性もなし。
現状ではまだまだ発展途上で、上に紹介したクライアント拡張機能を使えない・使いたくない理由がない限り、あえて本拡張機能を選ぶ理由はないと感じました。
閲覧専用クライアント
Postponer Manager(提供終了)
Read It Laterの公式サイトの管理画面をポップアップ表示してくれます。もちろん、使い方は公式サイトと全く同じなので、クライアント拡張機能を初めて使う人にとっては最も取っつきやすいと言えるでしょう。
Read It Now(提供終了)
Read It Laterの未読エントリーをGoogleリーダー風のUIで閲覧できます。タイトル横に表示されるアイコンをクリックして既読にすることも可能。ウェブアプリ。
Check It Later(提供終了)
Read It Laterの未読リストを、視覚的にわかりやすくタイル風にならべて表示してくれます。既読化やタグの編集なども可能。ウェブアプリ。機能は全く同じですが起動方法が異なるものとして「Check It Later Extension」と「Check It Later New Tab Replacement」があります。
追加専用クライアント
Postponer Adder(提供終了)
アドレスバーに表示されるアイコンのクリックから現在開いているページを登録できます。右クリックメニューからの登録は不可。Googleリーダーとの連携機能あり。「Postponer Manager」と同じ作者による拡張機能ですが、連携機能は特にありません。
Aside(提供終了)
アドレスバーに表示されるアイコンのクリックから現在開いているページを登録できます(登録済みの場合は既読にする)。登録時にタグの入力が可能、右クリックメニューからの登録は不可。Googleリーダーとの連携機能なし。シンプルで美しく洗練されている印象を受けます。
Rapid RIL(提供終了)
ツールバーに表示されるアイコンをクリックし、現在表示しているページ内のリンクをクリックすると、リンク先ページは開かれずにRead It Laterに登録されるという、変わり種のクライアント拡張機能。
現在開いているページに気になるリンク先が大量にあるときに使用すると便利です。またアイコンに未読数が表示されるので、未読リストを表示できるような雰囲気ですが、そのような機能はありません。
Mark for Later(提供終了)
アドレスバーに表示されるアイコンのクリックから現在開いているページを登録できます(登録済みの場合は既読にする)。右クリックメニューからの登録は不可。Googleリーダーとの連携機能なし。
Mark for Later 2(提供終了)
ツールバーに表示されるアイコンのクリックから現在開いているページを登録できます(登録済みの場合は既読にする)。右クリックメニューからの登録は不可。Googleリーダーとの連携機能なし。上の「Mark for Later」とは作者が違うだけで、機能はほとんど同じです。
RiL for Chrome(提供終了)
ツールバーに表示されるアイコンのクリックから現在開いているページを登録できます。右クリックメニューからの登録は不可。Googleリーダーとの連携機能なし。日本語のタイトルは文字化けするので、現状ではあまり使いものになりません。
Later!(提供終了)
アドレスバーに表示されるアイコンのクリックから現在開いているページを登録できます(登録済みの場合は既読にする)。右クリックメニューからの登録は不可。Googleリーダーとの連携機能なし。URLのみでタイトルが登録されません。