microSD 32GBまで対応のAndroid機で64GB以上のmicroSDXCを使う方法

ソフトウェア 約1分で読めます 投稿 2012/09/27 更新 2020/01/24

Android microSD

Android搭載のほとんどのスマートフォンでは、microSDカードは最大で32GBの「microSDHC」まで利用可能なのは周知の通り。実際に、多くのmicroSDスロット搭載のAndroid機が公称で32GBまで対応していることを謳っています。

が、世の中には64GBの容量を持つ「microSDXC」というものが存在して、一部のAndroid機では、このmicroSDXCを何の問題もなくそのまま使えるものもあるようですが、現状多くのAndroid機では使用することができません。

これは、microSDXCが「exFAT」というmicroSDHCとは異なるファイルシステムを採用しているからですが、中にはこのexFATを再フォーマットしてFAT32に書き換えてやることで使えるようになるAndroid機があるようです。

というわけで今回は、64GB microSDXCのファイルシステムをexFATからFAT32に書き換えて、Android搭載スマートフォンで使えるようにする方法を紹介します(ただし全てのAndroid機で使えるようになるわけではありません)。

microSDXCのフォーマットをFAT32に書き換える方法

64GBのmicroSDXCはWindowsの標準システムではFAT32形式でフォーマットすることができないので、PC周辺機器メーカーのBUFFALOから無償リリースされている「Disk Formatter」というツールを使います。

1、Disk Formatterをダウンロードしてください。

2、ダウンロードしたファイルを解凍し「Disk Formatter」をインストールします。
df-208.exe

3、microSDXCを対応のリーダーライターに挿入しPCに接続してください(ない場合はAndroid機のmicroSDスロットに挿入しUSBケーブルでPCに接続するといけるかも)。

4、「Disk Formatter」を起動したらリストからmicroSDXCのドライブを選択して「フォーマット」をクリック。
Disk Formatter

5、フォーマット形式がFAT32になっているか確認したら「はい」をクリック。
Disk Formatter

6、フォーマットが完了すると以下のようなダイアログが表示されます。
Disk Formatter

これで、今まで64GB microSDXCが使えなかったAndroid機で使えるようになるかも知れません。もちろん実際に使えるかどうは機器との相性次第なので、やってみないと分かりません。

なお筆者の手元にあるAndroid機では本当に使えるようになりましたが、非公式な使い方なので場合によっては不具合が出たりデータが消えてしまうこともあるかもしれないので、自己責任で試してみてください。

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