バッファローのパンタグラフ式キーボード「BSKBC01WH」レビュー!
買ったものレビュー (ハードウェア・PC周辺機器)
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投稿 2009/11/10
更新 2019/12/25
今回は、バッファローのキーボード「BSKBC01WH」を買ってみました。最近ではBluetoothなどワイヤレスタイプのものやマウス一体型のものなどさまざまなタイプのキーボードが販売されていますが、今回購入したのはシンプルでごく普通な、有線のパンタグラフ式キーボードです。パンタグラフとはパソコンのキーボードのキースイッチ方式のひとつで、凸の大きさが小さく、ノートパソコンでよく使用されているものと同じタイプのものです。形状が鉄道車両のパンタグラフに似ているためこう呼ばれているようで、最近ではこちらの方式の製品の方が人気が高いようです。以前レビューしたmicro SDカードリーダーやワイヤレスマウスに続き、バッファロー製品ばかり購入してしまうのはなぜでしょうか・・・。
それはさておき、なかなか良いキーボードです。キータッチは一般的なパンタグラフタイプのキーボードの硬さと比べると若干硬めに設計されていますが、タイプミスにつながるほどではありません。個人的にはもう少し軽いほうが使いやすいような印象を受けましたが、しばらく使ってみて慣れてくると「逆に、これくらい硬いほうが使いやすいかも」という気もします。この辺りは慣れの問題でしょう。音も静かでキータッチに関しては全体的に割と好印象ですが、長時間使用していると疲れやすいかもしれません。
ファンクションキーは少し小さくスタイリッシュにデザインされています。頻繁に使用する方にとっては少し気になるポイントかもしれませんが、しばらく使っていると違和感もなくなりました。こちらも前項同様、慣れればこれくらいの方が逆に使いやすいという印象です。全体的な厚さも平らな机の上において使うにはちょうど良いくらいです。重量はパンタグラフのキーボードとしては少し重いので、持ち運びにはあまり適していないかもしれません。
下から上にかけて反りあがったような形状になっていて、「人間工学に基づいたなだらかな傾斜をもつラウンドデザインを採用することにより快適なタイピングを実現します。」とのこと。実際に使ってみて確かに、この形状のおかげでタイピングしやすいのは納得。裏面に折りたたみ式のスタンドが付いているので、簡単にキーボードの高さを調節することもできます。
マイナス評価になるポイントがあるとすれば、テンキーの上に配置されているLEDの青色の光が強すぎることです。写真で見るとそれほど強い光には見えませんが、実際にはちょっと目に痛いレベル。ブラインドタッチができる方にとっては気になるほどの問題ではありませんが、キーボードに目をやりながら打つには、少しうっとおしく感じるレベルかもしれません。ただ、テンキーを使うときにはどうしてもキーボードに目をやらなければならないので、やはりもう少し光量を弱めにしてほしかったです(テンキーを無効にしておけばLEDを消灯することもできますが、それではテンキーが付いている意味がない)。
とは言っても、あまり気になるようであれば上に物を置いたりテープを貼ったりしてやれば簡単に解決できる問題なので、マイナス評価するほどのポイントではないかもしれません。真っ白なキーボードに対して青色LEDの光がアクセントになっているのは、デザインとしてもなかなかオシャレで、ちょっとした高級感のような雰囲気もかもし出しています。また、写真で見るとキーボード全体が少し灰色が買って見えますが、実際は真っ白です。
結論としては、デザイン、使い心地などどれをとっても特に不満というポイントはなく、なかなかオススメのキーボードです。欲を言えばUSBポートでも付いていればなお良かったのですが、あくまでシンプルに徹しているところがこのキーボードの特徴とも言えるでしょう。パンタグラフ式のキーボードとしては人気が高く、PCショップや家電量販店ならばどこにでも置いてある製品のようなので、このページを見ている人の中にも同じものを使っている方もいるかもしれません。
また、このキーボードの定価は4000円ですが、アマゾンで常時約半額の2000円程度で販売されていることを考えると、コストパフォーマンスも比較的優れていると言えそうです。色は今回購入したホワイトの他にも、ブラックやシルバーもあります。キーボードの購入を検討している方は、ぜひ候補に入れてみてはいかがでしょうか。