キングストンのSATA接続のSSD「A400」シリーズ240GBレビュー!

買ったものレビュー (ハードウェア・PC周辺機器) 約2分で読めます 投稿 2019/12/29 更新 2019/12/30

キングストンのSATA接続のSSD「A400」シリーズ240GBレビュー!

今回はキングストンテクノロジーのSATA接続のSSD「A400」シリーズ(240GB)の感想を簡単に書いていきたいと思います。キングストンといえばモアイみたいなおじさんマークで有名なPC周辺機器メーカーですが、最近は同社のゲーミングブランドのHyperXの名前もeスポーツ関連ではよく聞きますね。

ちなみにキングストンはアメリカの会社で、メモリモジュールやフラッシュメモリの製造を主にやっている企業です。販売しているSDカードやSSDなどの製品もかなり安ことで知られていますが、中国系の怪しいメーカーとは違って低価格でも性能は悪くありません。

今回購入したSATA接続のSSDは240GBのTLCで、キングストンのSSDの中ではスタンダードなモデルです。最近の安価なSSDにはQLCのモデルが多くなってきていますが、こちらは安価ですが信頼性の高いTLCなので安心して使えるのが良いところ。今回はAmazonのセールで3000円ほどで売っていたので買ってみました。

パッケージはこのように安価なSSDにありがちな感じのものですが、アメリカの会社の製品ということで全部英語です。一応3年保証が謳われていて、「7200回転のHDDより10倍高速」と書いてありますね。

パッケージの裏面はこんな感じで英語やら中国で書かれています。たぶん世界共通のパッケージなのでしょう。読んでみたら、「このSSDはデスクトップ型やノートパソコン向けのもので、サーバー向けではない…」みたいなことが記載されていました。

裏面はこんな感じ。ちなみにSSDの筐体はマット加工されたアルミのような金属ですが、見た目よりはめちゃくちゃ軽いです。

さて今回はベンチマーク等の数値を載せるのは面倒なので割愛しますが、個人的にはこのキングストンのSSDを今までに何度も購入していて、最近はほとんどこればかり使っています。中国メーカー並に安価なのにアメリカのきちんとした企業の製品なので、性能が無難で何も問題ないので安心して使えるのが良いですよ。

最近は、より安価なQLCのSSDが中国や台湾メーカーの製品を中心に多くなってきていますが、このキングストンのSSDはTLCなのでQLCより耐久性やデータ読み出し・書き込みとも信頼性が高く、価格的にもAmazonのセール等をうまく利用すればQLC含めてSSDの中では最安クラスで購入できます。

SSDは値段も性能もピンキリなので、知識がない人はとりあえず中国や台湾あたりのメーカーの一番安いのを買ってみるのも良いですが、どれを買うのがいいか迷っている場合は、とりあえずこのキングストンのTLCのを買っておくのがコストパフォーマンス的にはかなりおすすめです。

安物のSSDにありがちな、数GBを超えるような容量の大きいファイルを書き込みしたら途中から書き込み速度がガタ落ちしするようなことも経験ありません。値段が安い割には性能的に特に難があるわけでもなく、SSDとしては可もなく不可もなしといった感じで、いたって無難です。

筆者が10年近く前に初めてSSDを購入したときは、intel製SATA接続のMLCでわずか80GBなのに2万円以上しましたが、TLCのSSDが登場して以来かなり購入しやすい価格になって、いまや低容量ならHDDとほとんど変わらないどころかSSDの方が安いくらいになりました。ちなみに当時のレビュー記事もこちらに残っています。

というわけで、ベンチマークも載せていないのでレビューになっていないかもしれませんが、今回は筆者がいつも使っているSSDということでキングストンを紹介しました。価格が安い以外に特に良いところはありませんが、悪いところもないので、安くて性能そこそこなSSDとして知っておくと良いと思います。

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