BUFFALOの500GBポータブルHDD「HD-PE500U2」レビュー!

買ったものレビュー (ハードウェア・PC周辺機器) 約2分で読めます 投稿 2010/12/16 更新 2019/12/25

BUFFALOの500GBポータブルHDD「HD-PE500U2」レビュー!

今回は、BUFFALOのポータブルハードディスク「HD-PE500U2」を買ってみました。一般的な据え置き型の外付けHDDとは違い、コンセント要らずのUSBバスパワーで駆動し、コンパクトながら500GBというなかなかの大容量なハードディスクを内蔵しているのが特徴ですが、価格もAmazonなどでは実質8000円弱で販売されているので、1GBあたりの価格が約16円とポータブルHDDとしてはかなりコストパフォーマンスに優れています。

最近は、3.5インチのハードディスクでは数千円出せばTB(テラバイト)クラスの大容量が手に入るのが当たり前になってきたので、2.5インチハードディスクを採用しているポータブルHDDはそれに比べると少し見劣りしますが、手軽に利用できるバックアップ用メディアとして一台は持っておいても損ではないのではないでしょうか。

私的なことですが、ちょうどOSを再インストールするためのデータ退避用ハードディスクが欲しかったことや、今までポータブルHDDを持っていなかったこともあり、今回は(そもそもそんなに必要なさそうな)テラバイトクラスの製品は見送って、評判の良さそうなこちらを選んでみました。というわけで、簡単ですがレビューしてみたいと思います。

Amazonから届いた段ボール箱を開けてみると、中に入っていたのは、ただの段ボール箱だった。というわけで、箱はこんな感じ。バッファローの製品はコスト削減のためか、昔からこういった簡素な包装ものが多いですね。

「BUFFALO」の文字だけが印刷された、そっけない段ボールの箱を開けてみると、中に入っていたのは、またもや段ボールだった。

というわけで段ボールの包装を開けてみると、今度こそ段ボールではなく目的のハードディスクが出てきた。しかし、そこにあったのは保護用のビニール袋に入れられてはいるものの、段ボールの屑まみれになった結構痛々しい姿だった。

冗談はさておき。袋から出してみると、表面に保護フィルムが貼られていたため、製品自体には傷一つない状態でした。写真ではホワイトバランスの影響で明るめの赤色になっていますが、実際にはもう少し深い赤色で、ちょうど静脈血のような鮮やかな色です。光沢のある表面はなかなかオシャレで、ちょっとした高級感もあります。

裏はこんな感じ。

ケーブル接続部分は汎用型のミニBコネクタなので、外出先でも使用も問題ないでしょう。

付属品のUSBケーブル。長さは30cmもないので、もっぱらノートPC用。

iPod touchとの大きさ比較。モバイル端末よりも一回りか二回りほど大きいだけなので、持ち運びにもかさばらず、取り回しは良好です。

実際に使ってみたところ、動作音は比較的静かで、裏に付いている滑り止め用のゴムが振動を吸収してくれるため、デスクの上に置いて使ってもカタカタと振動するようなこともなく、特にストレスを感じる点もありません。転送速度はおよそ20?30MB/秒程度で安定しています。

また、電源がUSBバスパワーのみのポータブルHDDとしては、動作はかなり安定しているのが好印象。中にはUSBバスパワーとしていながら、それ単体では電力供給不足でポータブル用途としては使いものにならなかったり、書き込み中に突然電源が落ちるような製品も少なくありませんが、本製品は消費電力も少ないようで、短時間に大量のファイルを書き込みしても全く問題なく動作します。

ただし、USBハブの使用がNGであることはもちろん、延長ケーブルを挟んだだけでも、使用中に頻繁に認識が途切れるなど明らかに電力供給不足と思われる症状が出て、全く使いものにならなくなりました。まれに初心者の中には、こういった仕様を初期不良と勘違いするユーザーもいるので、低消費電力とは言え注意が必要です。

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