世界初のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」レビュー!

買ったものレビュー (イヤホン・ヘッドホン) 約3分で読めます 投稿 2016/01/31 更新 2020/01/24

世界初のBluetooth完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」レビュー!

今回は、最近発売されたBluetoothの完全ワイヤレスイヤホン「EARIN」を購入してみました。左右のイヤホンをつなぐコードさえない完全なBluetoothワイヤレスイヤホンが実用レベルのものとして商品化されたのは世界初のようです。価格は3万円オーバーとかなりお高め。

スウェーデンのベンチャー企業が開発したものですが、今後もこのようなワイヤレスイヤホンが各社から次々製品化されて、これからは完全ワイヤレスがトレンドになっていくと思います。この「EARIN」はその先駆けとなるイヤホンになりそうです。

というわけで、完全ワイヤレスイヤホンという分野は今までになかった全く新しい世界なので、今のところ価格的には簡単に買えるものではありませんが、新しい物好きの筆者としては、これは買わないわけには行きませんでした。音質は期待していませんが、使い勝手がどんなものかレビューを書いておきます。

箱はこんな感じ。3万円くらいするだけあって高級イヤホンらしいしっかりとした作りで、期待が膨らみます。

箱の裏面はこんな感じ。このイヤホンの特長がいろいろと書いてあります。開発企業はスウェーデンですが生産地は中国のようですね。

外箱をスライドさせて開けてみると、中から注意書きの書類とケースが出てきました。このケースはボール紙を何重にも重ねた珍しい素材です。

ケースを開けてみたところ。上のフタと下のフタは磁石でくっついていました。高価なイヤホンらしく、それなりにしっかりとしたケースです。

付属品はシリコン製イヤーチップとコンプライのポリウレタン低反発イヤーチップ、スタビライザー、充電用のMicro USBです。

とりあえず、コンプライの低反発イヤーチップを付けてみました。シリコンイヤーチップよりはコンプライの方が耳に挿したとき安定しそうなので、しばらくはこれで使っていくことになりそうです。

持ち運び用のケースは充電器にもなっていて、バッテリーが内蔵されています。ここにイヤホンをしまっておくとケースからイヤホン本体へと自動的に充電される仕組み。

充電中はLEDランプが赤く光ります。充電が完了してイヤホンをケースから取り出すと、自動的にBluetooth機器に接続するようになっているので、電源スイッチのようなものはありません。

スタビライザーを付けてみるとこんな感じになりますが、イヤホン自体が小さくて軽いので、コンプライのイヤーチップだけでもきちんと耳に挿せば十分に安定してくれるので、今のところはこのスタビライザーは使う予定はありません。

実際に使ってみて驚いたのは、やっぱり完全ワイヤレスの快適さは今までにない感覚です。コードがないだけで本当に無駄なストレスから解放されてものすごく楽ですね。これはイヤホンの世界におけるイノベーションと言っていいレベルの進歩だと思います。本当に快適そのもの。

左右のイヤホンがコードでつながっていないのに、音がずれることなくステレオ再生で音楽が聞けるのは新鮮です。個人的には10年くらい前にはじめてBluetoothのヘッドホンというものに触れましたが、それが今やイヤホンのサイズに小型化されて、しかも完全ワイヤレス。ついにここまで来たか…という感じです。

課題としては、バッテリーの持ちがそれほど良くないことと、しばらく使っていると左右の通信がたまに一時的な途切れがあることがわかります。30秒に1回くらいは必ず音が一瞬途切れる感じです。途切れてもすぐに復帰しますが、集中して音楽を聴くにはちょっと鬱陶しいと感じる人もいるかもしれません。

使っているBluetooth機器との相性というよりは、どんな使い方をしても必ず音の一時的な途切れは起こるので、これは使い方の問題ではなさそうです。他のユーザーからも同様の報告があがっているので、製品の仕様みたいなものでしょう。やはり完全ワイヤレスで100%安定した通信を実現するのは難しいのでしょうか。

それから、使っているとイヤホン本体が熱を持ってかなり熱くなることがあります。火傷するほどではないので実用に問題ありませんが、感覚的には50~60度以上にはなっているような気がします。今後出てくる機種ではこの辺りの問題がきちんと解決して、より完成度の高い製品になることを望みます。

音質については全く期待していなかったと言うか、まだ世界で初めての完全ワイヤレスイヤホンなのだから悪くて当たり前で、音が聴ければ良いという程度に考えていましたが、意外とまともな音質で驚きました。数千円レベルのイヤホンと同等以上の音は出るので、外出先で音楽を聴くのに十分な音質だと思います。

イヤホンの構造的にはカナル型になるので、遮音性もそれなりにあります。付属のコンプライのイヤーチップを装着すれば、電車の中など騒音のある場所でも普通に音楽が聴けるレベルなので、外出時のイヤホンとしてはこんなに便利なものはありません。

というわけで、完全ワイヤレスの目新しさだけではなく、音楽を聴くためのツールとして十分に実用レベルのイヤホンになっていると感じました。この完全ワイヤレスイヤホンという分野の世界初の製品が、初めからこのレベル高さで商品化されて世に出てきたことは驚きです。

これからは大手オーディオメーカーも含めて、Bluetoothの完全ワイヤレスイヤホンは次々と新しい製品が各社から出てくると思いますが、先駆けとなったこの「EARIN」に対抗して、さらにレベルの高いものが出てくることが期待できそうな予感がしています。

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